11.23.13:49
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01.01.00:00
年末企画 小説「~絆~」 Last
ついに最終章。長かった(涙
ついに犯人を特定した本多。怒涛の最終回です。
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部長「なに!!トリックがわかった!?」
本多「今から行ってきます。時間がないんです!」
部長「そうか、分かった。そうだ、服部!」
本多「服部?」
服部「本多さん!」
本多「服部!!戻ったのか。」
服部「すみません迷惑かけました。」
本多「あぁたくさんかけられた。でもそれは後にする。車を出せ!」
服部「了解です!」
そういうと、ランサーエボリューションXを引っ張り出してきた。
そう服部の検挙用だ!
急ぐこと数分......
本多「ここが家か。」
というと、扉をどんどん叩いて激しく怒鳴った。
本多「さっさと出ろ警察だ!はやく出んか!!突き破ってでも入るぞ!!」
すげぇや.....服部は思った。こんなドスの利いた口調の本多さん初めてだ。
すると、寺田が飛び出してきた
寺田「なんだよ。って警察っ!!」
本多「ちょっと用がある。」
寺田「俺を疑ってるんですよね。じゃあそこの公園で話しましょう。」
指差した先に小さな公園があった。
.........
寺田「で、なんで俺が犯人なんですか?」
本多「お前が浅井、そして川端を殺した。違うか?」
寺田「もっときっちり話していただかないとあれですが、
俺はやってませよ。」
服部「納得いかないですよ。なぜこいつなんですか?」
本多「分かった。説明してやろう。まず浅井からだ。
浅井はクリスマスツリー下で死んでいたが、殺されたのはそこじゃない。」
服部「へっ?」
本多「あいつは、担ぎ込まれたんだ」
....え?一瞬あぜんとなる服部。
本多「どこかは知らんがそこで何か重い物で殴られ押されて圧殺された。
それを担ぎ込まれた。たぶんキャリーバックにでも押し込められたんだろう。
ビニール袋にでも突っ込まれたと思う。」
服部「でもあいつは親友ですよ!」
本多「トラブルがあったんだ、クリスマス1週間前に。
金銭トラブルだろう。ギャンブルにいったことが明らかになった。」
服部「そんなんで潰れるものなのでしょうか。」
本多「金はそれだけ危険なものなんだ。
話をもどす。次は、川端。じつは浅井の葬式の日に妙なことがあったそうなんだ。」
服部「妙なこと?」
本多「あぁ。住職の話によると.......」
大きく吸った息を吐いて、一気に話した。
本多「浅井の上着が
こいつが持ってたんだ!」
服部はあっけにとられて言葉が出なくなった。
本多「ここからは想像がつかないか?コイツは浅井の上着を着て。
袖に自分の手を入れて、.....突き飛ばした。」
.........................
パチパチパチパチ。拍手の音が聞こえる。
寺田だ。
寺田「見事です。まさかばれるとは思っていませんでした。そうです。
やったのはすべて俺ですよ。なにもかも。」
本多「全てを話してくれるな.....」
肩を落とし、トーンを下げ今まであった落ち着きがなくなって行くのを感じた。
寺田「確かにあいつとは金銭トラブルもありました。
でもそんなんで潰れるようなやわな関係じゃなかった!
あいつを殺そうと思ったのは、ただ一つの欠点が強く出たからです。
あいつは、昔から自分のことだけは自分勝手に終わらせてしまう癖がありました。
それが強く出て、ついには俺の話に首を突っ込むなと言われました。
それに頭に来て、1週間後のクリスマス・イヴにプレゼントに似せた鉄の塊で.....
殺した後に気付きました。なんてことをと...だから川端もやった。
いつもあいつのことを聞いていた。だから.....だから......」
少しの沈黙の後、まるでおかしくなったように笑いながら言った。
邪悪な邪悪な顔で......
寺田「俺があいつの
浅井の代行者になったんだ!!」
あははっははっはと狂った笑いを見せる寺田...
寺田「確かにあいつは望んじゃいないだろう!だって誠実な奴だから!!
だけどなぁ、俺は違う。友田目なら人を殺せる奴なんだよぉ!!!
だからなぁ!だからなぁ!!」
バッコン!
一瞬のうちに寺田が宙を舞った。本多が殴り飛ばしたのだ。
本多「もういい。お前のことはよく分ったつもりだ。
だけどな一つ言わせてもらう。お前は"絆"ってどういう意味だか分るか?」
寺田「そんなもん友情となっら変わらない言葉だろう。」
本多「違うッ!!!!!」
一瞬固まる.....
本多「これの成り立ちは実は家畜を縛る縄だったんだよ。
忌まわしいという意味でもあったんだ。でもな、それを
ひっくるめて許せるのが友達ってもんじゃないのか!」
寺田「そうだ....そうだよっ!!でもそんなやついねぇよ!!」
本多「それを作れるのが親友じゃないのか!
それをできないとあきらめる奴に親友を名乗る資格なんてないわッ!!!!」
言いきった。それが本多の言いたかったことなのだ。
寺田「..............早く逮捕してくれ...」
・・・・・・
寺田「早くしろつ!!俺はあいつを殺してしまった!それだけで重い罪なんだ!」
本多「分った....浅井 義男及び川端 康之の殺人容疑により....」
本多「お前を逮捕する!」
.........それから30日後
即座に寺田の裁判が行われ、懲役20年となった。
服部「やっと終わりましたねぇ!」背筋を伸ばす服部
本多「今回は骨が折れた。帰って紅白見るか。」
服部「へっ?」
本多「何をとぼけている?今日は大晦日だろうが。」
服部「うわああああ!!忘れてたぁ!!ダビングしてないいいいいい。」
本多「ったく早くやってこい!」
服部「マジですかありがとうございます!」
そそくさと帰ってしまった。今日は大晦日である。
3.2.1......
86「せぇえの!!」
86&本多&服部「
HAPPY NEW YEAR!!!」
服部「あぁ!本多さん小さい。声が小さいですぅ。」
本多「だって、恥ずかしいだろ!!って86って誰だ?」
服部「そんなのどうでもいいじゃないですか。今日は皆で騒ぎましょう!!」
本多「あ.ああ」
これにて、2011年の事件はすべて終わった
--------------------------------------------
は~い服部に、どうでもいい扱いされた86でぇーすwww
まぁいいとして、皆様あけましておめでとうございます!
あとpart1殻ごらんの皆様本当にありがとうございました。
こちも時間との勝負をして疲れました。
みなさんも一度しかない元旦をめいいっぱい騒ぎたててくださいね!
あ、あとメールは2時からですよーwww
ともあれ、皆さんと86が2012を平穏無事に過ごせますように.....
ありがとうございました!!!
ついに犯人を特定した本多。怒涛の最終回です。
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部長「なに!!トリックがわかった!?」
本多「今から行ってきます。時間がないんです!」
部長「そうか、分かった。そうだ、服部!」
本多「服部?」
服部「本多さん!」
本多「服部!!戻ったのか。」
服部「すみません迷惑かけました。」
本多「あぁたくさんかけられた。でもそれは後にする。車を出せ!」
服部「了解です!」
そういうと、ランサーエボリューションXを引っ張り出してきた。
そう服部の検挙用だ!
急ぐこと数分......
本多「ここが家か。」
というと、扉をどんどん叩いて激しく怒鳴った。
本多「さっさと出ろ警察だ!はやく出んか!!突き破ってでも入るぞ!!」
すげぇや.....服部は思った。こんなドスの利いた口調の本多さん初めてだ。
すると、寺田が飛び出してきた
寺田「なんだよ。って警察っ!!」
本多「ちょっと用がある。」
寺田「俺を疑ってるんですよね。じゃあそこの公園で話しましょう。」
指差した先に小さな公園があった。
.........
寺田「で、なんで俺が犯人なんですか?」
本多「お前が浅井、そして川端を殺した。違うか?」
寺田「もっときっちり話していただかないとあれですが、
俺はやってませよ。」
服部「納得いかないですよ。なぜこいつなんですか?」
本多「分かった。説明してやろう。まず浅井からだ。
浅井はクリスマスツリー下で死んでいたが、殺されたのはそこじゃない。」
服部「へっ?」
本多「あいつは、担ぎ込まれたんだ」
....え?一瞬あぜんとなる服部。
本多「どこかは知らんがそこで何か重い物で殴られ押されて圧殺された。
それを担ぎ込まれた。たぶんキャリーバックにでも押し込められたんだろう。
ビニール袋にでも突っ込まれたと思う。」
服部「でもあいつは親友ですよ!」
本多「トラブルがあったんだ、クリスマス1週間前に。
金銭トラブルだろう。ギャンブルにいったことが明らかになった。」
服部「そんなんで潰れるものなのでしょうか。」
本多「金はそれだけ危険なものなんだ。
話をもどす。次は、川端。じつは浅井の葬式の日に妙なことがあったそうなんだ。」
服部「妙なこと?」
本多「あぁ。住職の話によると.......」
大きく吸った息を吐いて、一気に話した。
本多「浅井の上着が
こいつが持ってたんだ!」
服部はあっけにとられて言葉が出なくなった。
本多「ここからは想像がつかないか?コイツは浅井の上着を着て。
袖に自分の手を入れて、.....突き飛ばした。」
.........................
パチパチパチパチ。拍手の音が聞こえる。
寺田だ。
寺田「見事です。まさかばれるとは思っていませんでした。そうです。
やったのはすべて俺ですよ。なにもかも。」
本多「全てを話してくれるな.....」
肩を落とし、トーンを下げ今まであった落ち着きがなくなって行くのを感じた。
寺田「確かにあいつとは金銭トラブルもありました。
でもそんなんで潰れるようなやわな関係じゃなかった!
あいつを殺そうと思ったのは、ただ一つの欠点が強く出たからです。
あいつは、昔から自分のことだけは自分勝手に終わらせてしまう癖がありました。
それが強く出て、ついには俺の話に首を突っ込むなと言われました。
それに頭に来て、1週間後のクリスマス・イヴにプレゼントに似せた鉄の塊で.....
殺した後に気付きました。なんてことをと...だから川端もやった。
いつもあいつのことを聞いていた。だから.....だから......」
少しの沈黙の後、まるでおかしくなったように笑いながら言った。
邪悪な邪悪な顔で......
寺田「俺があいつの
浅井の代行者になったんだ!!」
あははっははっはと狂った笑いを見せる寺田...
寺田「確かにあいつは望んじゃいないだろう!だって誠実な奴だから!!
だけどなぁ、俺は違う。友田目なら人を殺せる奴なんだよぉ!!!
だからなぁ!だからなぁ!!」
バッコン!
一瞬のうちに寺田が宙を舞った。本多が殴り飛ばしたのだ。
本多「もういい。お前のことはよく分ったつもりだ。
だけどな一つ言わせてもらう。お前は"絆"ってどういう意味だか分るか?」
寺田「そんなもん友情となっら変わらない言葉だろう。」
本多「違うッ!!!!!」
一瞬固まる.....
本多「これの成り立ちは実は家畜を縛る縄だったんだよ。
忌まわしいという意味でもあったんだ。でもな、それを
ひっくるめて許せるのが友達ってもんじゃないのか!」
寺田「そうだ....そうだよっ!!でもそんなやついねぇよ!!」
本多「それを作れるのが親友じゃないのか!
それをできないとあきらめる奴に親友を名乗る資格なんてないわッ!!!!」
言いきった。それが本多の言いたかったことなのだ。
寺田「..............早く逮捕してくれ...」
・・・・・・
寺田「早くしろつ!!俺はあいつを殺してしまった!それだけで重い罪なんだ!」
本多「分った....浅井 義男及び川端 康之の殺人容疑により....」
本多「お前を逮捕する!」
.........それから30日後
即座に寺田の裁判が行われ、懲役20年となった。
服部「やっと終わりましたねぇ!」背筋を伸ばす服部
本多「今回は骨が折れた。帰って紅白見るか。」
服部「へっ?」
本多「何をとぼけている?今日は大晦日だろうが。」
服部「うわああああ!!忘れてたぁ!!ダビングしてないいいいいい。」
本多「ったく早くやってこい!」
服部「マジですかありがとうございます!」
そそくさと帰ってしまった。今日は大晦日である。
3.2.1......
86「せぇえの!!」
86&本多&服部「
HAPPY NEW YEAR!!!」
服部「あぁ!本多さん小さい。声が小さいですぅ。」
本多「だって、恥ずかしいだろ!!って86って誰だ?」
服部「そんなのどうでもいいじゃないですか。今日は皆で騒ぎましょう!!」
本多「あ.ああ」
これにて、2011年の事件はすべて終わった
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は~い服部に、どうでもいい扱いされた86でぇーすwww
まぁいいとして、皆様あけましておめでとうございます!
あとpart1殻ごらんの皆様本当にありがとうございました。
こちも時間との勝負をして疲れました。
みなさんも一度しかない元旦をめいいっぱい騒ぎたててくださいね!
あ、あとメールは2時からですよーwww
ともあれ、皆さんと86が2012を平穏無事に過ごせますように.....
ありがとうございました!!!
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